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全国各地にある整体の治療院。健康維持やリラクゼーション目的に日ごろ利用している人も多いのではないでしょうか。
この整体の歴史は非常に古く、中国では紀元前後に誕生した「椎拿(すいな)」という手技がルーツにあるといわれています。日本の整体はこの手技をもとにさまざまな技術を取り入れることで発展してきました。またカイロプラクティックやオステオパシーといったヨーロッパの技術も取り込むことによってより幅広い治療を行うようになっています。最近ではアロマテラピーなどリラクゼーションをメインした施術も目立つようになりました。このように、整体は現在でもなお進化し続けているのです。
我々が日ごろ使っている「整体」という言葉は日本で生まれたもので、これは野口晴哉が提唱して誕生した言葉です。この人は昭和31年に初めて「社団法人整体協会」という団体を設立しています。整体、そして治療院の歴史も基本的はここから始まるといってよいでしょう。
その歴史の中で整体師はさまざまな議論を集めてきました。とくに大きな問題となったのが民間資格であるにも関わらず医療に類似した行為を行うこと。現在でもどこまで施術が可能であるのかという点に関しては意見が分かれています。
しかし、そんな問題とは裏腹に治療院は多くの人たちから受け入れられ、整体師は「身近な先生」として信頼を集めています。先にあげたリラクゼーション目的の施術や高齢者の予防医学など治療院の役割はさらに幅広くなっている傾向も見られます。整体師や治療院の歴史はこれから本格的に発展していくといっても過言ではないのではないでしょうか。